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不要なインストールを防ぐ! Microsoft Store の制限方法

投稿日:2024年1月26日

この記事でわかること

Microsoft Store における不要なインストールを防ぐための利用制限方法

本コラムでは、Microsoft Store における不要なアプリやコンテンツのインストールを防ぐための方法をご紹介します。


  • Microsoft Store とは

    Microsoft Store は、Windows 10 および 11 に標準搭載されているアプリ ストアです。アプリやゲーム、映画やテレビ番組、音楽などのデジタル コンテンツを簡単に入手でき、中には無料で利用できる教育やエンターテイメントのコンテンツも豊富にあります。
  • 組織で利用する際の注意点

    Microsoft Store 内で購入したコンテンツは、同じ Microsoft アカウントでサインインしているデバイスで共有できるため、組織内で不要なアプリのインストールを防ぐため、利用を制限したい場合があります。
  • 本コラムのゴール

    本コラムでは、Microsoft Store の利用を抑制するユーザー グループを事前に作成いただき、Microsoft Store を起動すると、「Microsoft Store のアプリはブロックされています」と表示されるようにすることがゴールです。

    管理者は、ユーザーが任意で Marketplace アプリをインストールしないように制御することが可能です。

    また、拡張子が不明な際に [Microsoft Store でアプリを見る] を選択することで、 Microsoft Store が起動しアプリを検索できる状態でしたが、この機能もオフにしていきます。

    また、拡張子が不明な際に [Microsoft Store でアプリを見る] を選択することで、 Microsoft Store が起動しアプリを検索できる状態でしたが、この機能もオフにしていきます。

    ※実際には、ブラウザから Microsoft Store に接続することができるため、Microsoft Store アプリの使用を制限するだけでは完全な解決策ではありませんが、抑止効果を期待することは可能です。


    それでは、手順をご案内いたします。
  • Microsoft Intune 管理センターへのアクセスと新しいポリシーの作成

    • Microsoft Intune 管理センターを開き、左ナビゲーションの [デバイス] ― [構成プロファイル] の順にクリックします。


      Microsoft Intune 管理センター (intune.microsoft.com) を開き、左ナビゲーションの [デバイス] ― [構成プロファイル] の順にクリックします。
    • [+作成] – [+新しいポリシー] の順にクリックします。

      [+作成] – [+新しいポリシー] の順にクリックします。
  • プロファイルの作成

    • [プロファイルの作成] が表示されたら、下記をそれぞれ選択します。
      プラットフォーム:Windows 10 以降
      プロファイルの種類:テンプレート

      [プロファイルの作成] が表示されたら、下記をそれぞれ選択します。
    • テンプレート名の一覧が表示されるので、[管理用テンプレート] を選択し、[作成] をクリックします。

      テンプレート名の一覧が表示されるので、[管理用テンプレート] を選択し、[作成] をクリックします。
    • 名前欄に作成するプロファイルの名称を入力し、次へをクリックします。
      ここでは、Microsoft Store 起動禁止ポリシーとします。

      名前欄に作成するプロファイルの名称を入力し、次へをクリックします。
  • 構成設定

    • [構成設定] ページが表示されるので、[ユーザーの構成] を選択し、[項目の検索とフィルター] に「ストア」と入力します。

      [構成設定] ページが表示されるので、[ユーザーの構成] を選択し、[項目の検索とフィルター] に「ストア」と入力します。
    • Windows ストア アプリのタスクバー表示設定

      • 検索結果から、[Windows ストア アプリをタスク バーに表示する] を選択します。

        検索結果から、[Windows ストア アプリをタスク バーに表示する] を選択します。

      • [Windows ストア アプリをタスク バーに表示する] の詳細ウィンドウが表示されたら、[無効] を選択し、OKをクリックします。

        [Windows ストア アプリをタスク バーに表示する] の詳細ウィンドウが表示されたら、[無効] を選択し、OKをクリックします。
      • 検索結果のページに戻るので、[Windows ストア アプリをタスク バーに表示する]の状態が選択した [無効] と表示されていることを確認します。

        検索結果のページに戻るので、[Windows ストア アプリをタスク バーに表示する]の状態が選択した [無効] と表示されていることを確認します。
    • Microsoft Store アプリケーションの無効化

      • [ユーザーの構成] が選択されていることを確認して、[項目の検索とフィルター] に「Store」と入力します。

        [ユーザーの構成] が選択されていることを確認して、[項目の検索とフィルター] に「Store」と入力します。
      • 検索結果から、[Microsoft Store アプリケーションをオフにする] を選択します。

        検索結果から、[Microsoft Store アプリケーションをオフにする] を選択します。
      • [Microsoft Store アプリケーションをオフにする] の詳細ウィンドウが表示されたら、[有効] を選択し、OKをクリックします。

        [Microsoft Store アプリケーションをオフにする] の詳細ウィンドウが表示されたら、[有効] を選択し、OKをクリックします。
      • 検索結果のページに戻るので、[Microsoft Store アプリケーションをオフにする]の状態が選択した [有効] と表示されていることを確認します。

        検索結果のページに戻るので、[Microsoft Store アプリケーションをオフにする]の状態が選択した [有効] と表示されていることを確認します。
    • Microsoft Store へのアクセス制御

      • [Microsoft Store へのアクセスをオフにする] を選択します。

        [Microsoft Store へのアクセスをオフにする] を選択します。
      • [Microsoft Store へのアクセスをオフにする] の詳細ウィンドウが表示されたら、[有効] を選択し、OKをクリックします。

         [Microsoft Store へのアクセスをオフにする] の詳細ウィンドウが表示されたら、[有効] を選択し、OKをクリックします。
      • 検索結果のページに戻るので、[Microsoft Store アプリケーションをオフにする] および [Microsoft Store へのアクセスをオフにする] の状態がともに [有効] になっていることを確認したら、[次へ] をクリックします。

         検索結果のページに戻るので、[Microsoft Store アプリケーションをオフにする] および [Microsoft Store へのアクセスをオフにする] の状態がともに [有効] になっていることを確認したら、[次へ] をクリックします。
  • 割り当てとポリシーの最終確認

    • [スコープ タグ] ページが表示されるので、適切なスコープ タグを構成し、[次へ] をクリックします。

    • [割り当て] ページが表示されるので、適切な割り当て先を構成し、[次へ] をクリックします。ここでは、対象を [MicrosoftStore 禁止グループ] を選択しています。

       [割り当て] ページが表示されるので、適切な割り当て先を構成し、[次へ] をクリックします。ここでは、対象を [MicrosoftStore 禁止グループ] を選択しています。
    • [確認および作成] ページが表示されるので、設定内容に不備がなければ、[作成] をクリックしてポリシーを作成します。

        [確認および作成] ページが表示されるので、設定内容に不備がなければ、[作成] をクリックしてポリシーを作成します。

以上です。

パシフィックネットは、確かな技術力をもとに、お客様に合った最適な環境をご提案・構築いたします。
ご質問やご相談がございましたら、お気軽に当社までご相談ください。

執筆者:水口 博文


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関連ページ: Microsoft Intune Windows 365

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