Outlook の「優先受信トレイ」は、今や多くの方が活用している便利な機能です。重要なメールは「優先」トレイに、それ以外のメールは「その他」トレイにAIが自動で振り分けてくれるため、日々届く大量のメールも効率的に確認することができます。
しかし、この便利な機能にも、ちょっとした“落とし穴”があるのをご存知でしょうか?「絶対に優先すべきメールが、なぜか『その他』トレイに振り分けられてしまう」というケースです。例えば、災害時の「安否確認メール」など、見落とすと大きな問題につながるメールが「その他」トレイに分類されることがあります。AI の判断である以上、重要なメールが誤って「その他」に分類されてしまったり、逆に不要なメールが「優先」に分類されてしまうことは避けられません。
今回は、こうした「困った!」を解決するために、特定のドメインから送信されるメールを、確実に「優先」受信トレイに届ける設定方法を、ステップバイステップでわかりやすくご紹介します。
設定をスムーズに行うために、あらかじめ「優先トレイ」に振り分けたい送信者のドメイン名を確認しておきましょう。ここでは例として、example.jp を使用します。
![[ルールの追加] をクリックし、プルダウンメニューより[新しいルールの作成]を選択します。](/image/column/technicalcolumn29/technicalcolumn29-img2.jpg)
![[セット ルールの条件] が表示されたら、ルール名を入力します。ここでは、「優先トレイへの配布」としました。](/image/column/technicalcolumn29/technicalcolumn29-img3.jpg)
![[このルールを適用する] セクションで、最初のプルダウンメニューより [送信者] を選択します。](/image/column/technicalcolumn29/technicalcolumn29-img4.jpg)
![次のプルダウンメニューより [ドメインは] を選択します](/image/column/technicalcolumn29/technicalcolumn29-img5.jpg)
![「ドメインの指定」ダイアログで、入力欄に example.jp と入力され、[追加]ボタンと[保存]ボタンが赤枠で示されている。](/image/column/technicalcolumn29/technicalcolumn29-img6.jpg)



入力値: X-MS-Exchange-Organization-BypassFocusedInbox

入力値: true

![「セット ルールの条件」画面下部の[次へ]ボタンが赤枠で示されている。](/image/column/technicalcolumn29/technicalcolumn29-img12.jpg)
![「セット ルールの設定」画面下部の[次へ]ボタンが赤枠で示されている。](/image/column/technicalcolumn29/technicalcolumn29-img13.jpg)
![「確認と完了」画面下部の[完了]ボタンが赤枠で示されている。](/image/column/technicalcolumn29/technicalcolumn29-img14.jpg)

優先トレイを組織として導入する場合の手順については、下記をご参照ください。
組織内のすべてのユーザー用に優先受信トレイを構成する - Microsoft 365 admin | Microsoft Learn解説は以上です。
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執筆者:水口 博文