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特定ドメインを Outlook 優先受信トレイに必ず振り分ける方法

特定ドメインを Outlook 優先受信トレイに必ず振り分ける方法
投稿日:2025年09月22日
最終更新日:2025年09月22日
この記事でわかること

Outlook のメール受信において、Exchange Online 管理センターを使い、特定ドメインからのメールを確実に「優先トレイ」に振り分ける設定方法

Outlook の「優先受信トレイ」は、今や多くの方が活用している便利な機能です。重要なメールは「優先」トレイに、それ以外のメールは「その他」トレイにAIが自動で振り分けてくれるため、日々届く大量のメールも効率的に確認することができます。

しかし、この便利な機能にも、ちょっとした“落とし穴”があるのをご存知でしょうか?「絶対に優先すべきメールが、なぜか『その他』トレイに振り分けられてしまう」というケースです。例えば、災害時の「安否確認メール」など、見落とすと大きな問題につながるメールが「その他」トレイに分類されることがあります。AI の判断である以上、重要なメールが誤って「その他」に分類されてしまったり、逆に不要なメールが「優先」に分類されてしまうことは避けられません。

今回は、こうした「困った!」を解決するために、特定のドメインから送信されるメールを、確実に「優先」受信トレイに届ける設定方法を、ステップバイステップでわかりやすくご紹介します。

  • 特定ドメインのメールを優先受信トレイに振り分ける設定方法

    設定をスムーズに行うために、あらかじめ「優先トレイ」に振り分けたい送信者のドメイン名を確認しておきましょう。ここでは例として、example.jp を使用します。

    • Exchange Online 管理センター (https://admin.exchange.microsoft.com/) を開き、[メール フロー] > [ルール] の順にクリックします。


      Exchange 管理センターの画面。左メニューの「メール フロー」とその下の「ルール」が赤枠で強調されている。
    • [ルールの追加] をクリックし、プルダウンメニューより[新しいルールの作成]を選択します。

      [ルールの追加] をクリックし、プルダウンメニューより[新しいルールの作成]を選択します。
    • [セット ルールの条件] が表示されたら、ルール名を入力します。ここでは、「優先トレイへの配布」としました。

      [セット ルールの条件] が表示されたら、ルール名を入力します。ここでは、「優先トレイへの配布」としました。
    • [このルールを適用する] セクションで、最初のプルダウンメニューより [送信者] を選択します。

      [このルールを適用する] セクションで、最初のプルダウンメニューより [送信者] を選択します。
    • 次のプルダウンメニューより [ドメインは] を選択します。

      次のプルダウンメニューより [ドメインは] を選択します
    • [ドメインの指定] 画面にて、送信者のドメイン名を入力し、[追加] をクリックします。複数のドメインを登録することも可能です。追加できたら、[保存] をクリックします。
      ここでは、example.jp を追加しました。

      「ドメインの指定」ダイアログで、入力欄に example.jp と入力され、[追加]ボタンと[保存]ボタンが赤枠で示されている。
    • [次を実行します] セクションで、最初のプルダウンメニューより [メッセージのプロパティの変更] を選択します。

      「次を実行します」セクションのドロップダウンで「メッセージのプロパティの変更」が赤矢印で示されている。
    • 次のプルダウンメニューより [メッセージ ヘッダーの設定] を選択します。

      「次を実行します」のサブメニューで「メッセージ ヘッダーの設定」が赤枠で選択されている。
    • [次を実行します] セクションの下に、「メッセージ ヘッダー Enter text を値 Enter text に設定します」と表示されていることを確認します。

      「メッセージ ヘッダー Enter text を値 Enter text に設定します」と表示されている箇所が赤枠で強調されている。
    • 最初の [Enter text] をクリックし、[メッセージ ヘッダー] 画面が表示されたら、下記を入力し、[保存] をクリックします。

      入力値: X-MS-Exchange-Organization-BypassFocusedInbox

      「メッセージ ヘッダー」入力ダイアログに X-MS-Exchange-Organization-BypassFocusedInbox が入力され、保存ボタンが赤枠で示されている。
    • 2番目の [Enter text] をクリックし、[メッセージ ヘッダー] 画面が表示されたら、下記を入力し、[保存]をクリックします。

      入力値: true

      「メッセージ ヘッダー」入力ダイアログに true が入力され、保存ボタンが赤枠で示されている。
    • [次へ] をクリックします。

      「セット ルールの条件」画面下部の[次へ]ボタンが赤枠で示されている。
    • [セット ルールの設定] が表示されたら、内容を確認して[次へ] をクリックします。

      「セット ルールの設定」画面下部の[次へ]ボタンが赤枠で示されている。
    • [確認と完了] が表示されたら、内容を確認して[完了] をクリックします。

      「確認と完了」画面下部の[完了]ボタンが赤枠で示されている。
    • ルールの画面に戻ったら、作成したルールの状態を確認します。既定では無効になっているため、[Disable] と表示されていたらクリックして有効化してください。

      ルール一覧画面で、作成したルールの状態が Disableとなっている箇所と、詳細パネルの「ルールを有効にする」トグルが青になっている様子が示されている。
  • TIPS

    優先トレイを組織として導入する場合の手順については、下記をご参照ください。

    組織内のすべてのユーザー用に優先受信トレイを構成する - Microsoft 365 admin | Microsoft Learn

解説は以上です。

パシフィックネットは、確かな技術力をもとに、お客様に合った最適な環境をご提案・構築いたします。
ご質問やご相談がございましたら、お気軽に当社までご相談ください。

執筆者:水口 博文


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