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ビジネスでWi-Fiルーターをレンタルするメリットと選び方のポイント
投稿日:2021年04月01日

テレワークを導入する企業が増加しています。オフィス以外の場所から社内データにアクセスをするには、セキュリティ対策が欠かせません。しかし、利用者(従業員)のITリテラシーによっては、自宅のネットワークや公衆Wi-Fiでは情報漏えいの懸念が高くなります。そこで今回は、情報漏えいリスクを軽減しながらコストの低減も実現可能な、レンタルWi-Fiルーターについてお伝えします。


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Wi-Fiルーターレンタル

Wi-Fiルーターの種類と特徴

移動中の電車内やカフェなどで、パソコンを利用している姿はもはや珍しいことではありません。そうしたシーンでのインターネット接続に活用するWi-Fiルーターも、今では多くの人が当たり前のように利用しています。しかし、Wi-Fiルーターとはどういったものかをしっかりと理解しているでしょうか? ここでは、Wi-Fiルーターにはどのような種類があり、それぞれにどのような特徴があるのかについて説明します。

Wi-Fiルーターは、無線電波を利用して、スマートフォンやパソコンなどの無線LAN機能付き端末からインターネット回線に接続するための機器です。大きく分けて、据え置き型とモバイル型の2種類があります。

据え置き型は、一般的にオフィスや自宅に設置して利用するタイプで、同時に多くの端末を接続できるうえ、無線・有線どちらでも利用できるのが大きな特徴です。これに対しモバイル型は、持ち運びが可能な小さなタイプで、モバイルワークに適しています。同時に接続できる端末の数はそれほど多くはないものの、機動性に優れているのが最大の特徴です。

ビジネスで利用する場合、在宅、外出時のどちらでも利用が可能なモバイル型のほうが使い勝手が良く便利です。ただし、モバイルルーターから回線事業者やインターネットサービスプロバイダ(ISP)のアクセスポイントに接続する必要があります。複数事業者に対応したものなどもあるため、事前の確認は必須です。

Wi-Fiルーターを選択する際は、周波数帯と規格の確認が必須です。それぞれの種類や特徴は次のとおりです。

・周波数帯
周波数とは、1秒の間に一定の周期で繰り返される電気振動(波)の数を表すものであり、単位はHz(ヘルツ)です。例えば、1秒間に5回の振動(波)があれば、周波数は5Hzとなります。周波数帯の「帯」は、周波数の範囲を指します。

Wi-Fiルーターでは、2.4GHz(ギガヘルツ)と5GHzのどちらかが使われています。2.4GHzの特徴は、壁や天井といった障害物に強く、遠くまで電波が届くものの、電子レンジやコードレス電話などと同じ周波数帯のため、干渉すると通信が不安定になる点です。これに対し5GHzは、2.4GHzと比べて通信が安定しており、通信速度が速いものの、障害物には弱いという特徴があります。

・規格
周波数帯に加え、Wi-Fiルーターの規格も確認が欠かせません。規格とは、アメリカに本部を置く電気通信関係の標準化機関、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)が定めた標準規格です。異なる通信機器同士が共通の手順で通信できるようにするために策定されており、規格の名称の頭にはすべて「IEEE」が付きます。

現在、Wi-Fiの規格で利用されているのは、11b、11g、11a、11n、11ac、11axの6種類で、それぞれに周波数帯や通信速度が異なります。

ビジネスにおいてレンタルWi-Fiルーターを利用するメリット

ビジネスを遂行するうえで、レンタルWi-Fiにはどういったメリットがあるのでしょう? ここでは、主なメリットを4つ紹介します。

・セキュリティ対策がしっかりしている
自宅のWi-Fiルーターや公衆Wi-Fiでは、盗聴や情報漏えいのリスクが懸念されます。自宅Wi-Fiのセキュリティ対策は個人任せになってしまいますし、公衆Wi-Fiは不特定多数の人が利用可能な環境です。一方で、レンタルWi-Fiであれば、レンタル会社により一定のセキュリティ対策がなされたうえで利用できるため、情報漏えいリスクを軽減できます。

・コスト低減が実現する
状況に応じて、Wi-Fiルーターが突然必要になる場合もあります。例えば、繁忙期で臨時社員を大量に雇用する、営業社員の外出が通常よりも増えるとなれば、短期間で数十個が急に必要になる場合もあるでしょう。

そのため、いったん購入してしまうと足りなくなる場合もあれば、閑散期になって余ってしまう場合もあり、無駄が多くなります。しかし、レンタルであれば、1日単位での利用も可能です。台数の調整が簡単にでき、コスト低減につながります。

・初期設定やネットワーク構築の手間がかからない
Wi-Fiルーターを購入した場合、初期設定やネットワーク構築をすべて自社で行う必要があるため、担当者の負担が増大し、効率も悪くなります。しかし、レンタルであれば、初期設定やネットワーク構築にも対応するレンタル会社もあるため、担当者の負担が軽減されます。

・故障や機器変更にも柔軟に対応
Wi-Fiルーターを購入した場合、不具合が発生すれば、購入した店舗に持ち込んで修理を依頼するといった対応が必要になります。また、自宅利用の場合、自宅の環境では使えないため機器の変更を希望しても、購入店舗によっては無償での交換は受け付けていないでしょう。しかし、レンタルであればそうした心配もなく、すぐに交換が可能です。

ビジネスに最適なレンタルWi-Fiルーターの選び方

ここまでWi-Fiルーターの概要、Wi-Fiルーターをレンタルするメリットについて説明してきました。ここからは、ビジネスに最適なレンタルWi-Fiルーターの選び方を説明します。モバイルルーターと通常のルーターに分けて説明し、選択時の注意点もお伝えします。

モバイルーターの選び方

・外線(ISP含む)の別契約が必要か
レンタル後に改めて外線の別契約が必要となれば、時間もコストもかかるうえ、すぐに利用開始できません。レンタルした時点ですぐに利用できるものを選びましょう。

・外線利用の制限可否
海外出張で利用する際は、海外でもそのまま利用が可能か、別契約や設定が必要かも必ず確認します。

・大きさ
ひと口にモバイルルーターといっても、小型から大型までサイズはさまざまです。重さも異なるため、用途にもよりますが、できるだけ小さく持ち運びしやすいタイプがおすすめです。

・連続利用可能時間と充電時間
モバイルルーターは基本的に外出時に利用するケースが多いため、途中で充電が切れてしまうと仕事にならなくなってしまいます。そのため、連続して利用可能な時間と、充電にかかる時間も確認しましょう。

通常のルーターの選び方

・対応しているWi-Fiの規格
自宅での利用がメインとなる場合、重要なのは、最新の規格に対応しているかどうかです。より高速でインターネットを利用するために、どの規格に対応しているのかを必ず確認しましょう。

・容量
動画や画像編集をメインで利用する場合、月間データ容量がどの程度なのかも重要な選択ポイントです。容量オーバーすると別途料金がかかる場合もあるため、利用目的により、容量の確認も忘れずに行いましょう。

選択時の注意点

・利用の目的を明確にする
インターネット上で、大量の画像や図面、動画などのやりとりが必要であれば、通信の速度や容量を重視すべきでしょう。一方、テキストデータのみのやりとりであれば、それほどの速度や容量は必要ありません。そのため、まずは利用目的を明確にします。ほかにも、「オフィスや在宅で使うのか」「営業社員が外出先で使うのか」「同時に接続するのは何人なのか」といった点も、確認しておきましょう。

・短期・長期のどちらにするかを決める
Wi-Fiルーターのレンタルは、通常、短期プランと長期プランでは価格が異なっているのが一般的です。使用目的や人数をある程度決めたうえで、期間を選択しましょう。

・すぐに利用できるか
多くの場合、Wi-Fiルーターをレンタルするのは、すぐに利用したいためであり、申し込んですぐに使えなければ意味がありません。そこで、申し込みからどれくらいで利用可能になるかを必ず確認しましょう。またその際には、初期設定が済んだ状態になっているかも確認します。未設定の場合、すぐに借りられたものの、設定に時間がかかってしまうケースもあるため注意が必要です。


パシフィックネットでは、法人様向けWi-Fiルーターを1週間4,600円(通信費込・1台)からレンタルしています。最短19時間でご指定の機器を納品します。もちろん、すぐに使える状態になっているため、届いてから自社で設定を行う手間はかかりません。大量のご注文にも対応可能です。

また、機器変更対応、故障時対応、セキュリティ管理も万全のため、安心してご利用いただけます。

セキュリティ対策とコスト低減を両立させるにはレンタルWi-Fiルーターがおすすめ

新型コロナウイルス感染拡大により、多くの企業で働き方が大きく変わりました。新型コロナウイルス感染が終息したとしても、以前と同じ働き方に戻る可能性は低いと考えられます。

これからのオフィスは、常に全員が集まって働く場所から、必要に応じて集まる場所へと変わっていくでしょう。そこで重要となるのが、いつでもどこでもインターネット回線に接続できるWi-Fiルーターです。今回紹介したように、セキュリティ対策とコスト低減を両立させられるレンタルWi-Fiルーターは、テレワーク導入の必須アイテムとなるでしょう。
パシフィックネットでは、レンタルWi-Fiルーターのほか、レンタルパソコンも提供しています。自社のセキュリティ対策、コスト低減にぜひ、ご利用をご検討ください。



投稿日:2021年04月01日
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