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Gmail の自動転送機能を無効にし、情報漏洩リスクを防ぐ方法
投稿日:2023年10月25日
この記事でわかること

Gmail の自動転送機能のリスクと、その機能を無効にする設定方法

Gmail には、他のメールサービスと同様に自動転送の設定が実装されています。
自動転送機能は便利である一方、漫然と使用すると情報セキュリティに問題が生じる可能性があります。本コラムでは、リスクの背景と自動転送機能を無効にする手順、確認方法をご紹介します。


  • リスクの背景とその重要性

    メールの自動転送とは、受信したメールを別のアドレスへ自動的に転送するものです。
    この機能を利用しているアカウントで、自動転送先のアドレスが不正アクセスやハッキングによって乗っ取られた場合、機密情報や個人情報が漏洩する恐れがあります。
    特に、自動転送先のアドレスが会社のコンプライアンスが及ばないものである場合、ユーザー退社時の対応が不十分な場合にも情報漏洩の危険性が高まります。
    また、デフォルトの設定では、ユーザー自身で転送先を追加できる点にも注意が必要です。
  • 自動転送機能を無効にする

    無効にすると、ユーザーの Gmail 設定画面に転送オプションは非表示となり、既存の転送ルールやフィルタでメールが転送されなくなります。
    • Chrome ブラウザを開き、Google 管理コンソール (admin.google.com) にログインします。

      Chrome ブラウザを開き、Google 管理コンソール (admin.google.com) にログインします。
    • 管理コンソールで、[メニュー アイコン] - [アプリ] - [Google Workspace] - [Gmail] - [エンドユーザーのアクセス] にアクセスします。

      管理コンソールで、[メニュー アイコン] - [アプリ] -  [Google Workspace] - [Gmail] - [エンドユーザーのアクセス] にアクセスします。
    • 最上位の組織部門が選択されていることを確認し、[自動転送] をクリックします。

      最上位の組織部門が選択されていることを確認し、[自動転送] をクリックします。
    • [受信メールを別のメールアドレスに自動転送することをユーザーに許可する] チェックボックスをオフにし、 [保存] をクリックします。

      [受信メールを別のメールアドレスに自動転送することをユーザーに許可する] チェックボックスをオフにし、 [保存] をクリックします。
  • 設定を確認する

    • パソコンで、メール転送元のアカウントを使用して Gmail (mail.google.com)を開きます。

      パソコンで、メール転送元のアカウントを使用して Gmail (mail.google.com)を開きます。
    • 右上にある [設定アイコン] - [すべての設定を表示] をクリックします。

      右上にある [設定アイコン] - [すべての設定を表示] をクリックします。
    • [メール転送と POP/IMAP] タブをクリックします。

      [メール転送と POP/IMAP] タブをクリックします。
    • [転送] セクションが表示されていないことを確認します。

       [転送] セクションが表示されていないことを確認します。

以上です。

パシフィックネットは、確かな技術力をもとに、お客様に合った最適な環境をご提案・構築いたします。
ご質問やご相談がございましたら、お気軽に当社までご相談ください。

執筆者:水口 博文


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投稿日:2023年10月25日

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