投稿日:2022年11月22日
Windows や Mac をセキュアかつ低電力設計な ChromeOS Flex に。WDS (Windows Deployment Services) を活用し、大量展開する方法をステップ・バイ・ステップでご紹介します。
リタイヤ予定のデバイスにクラウド ファーストな ChromeOS Flex をインストールして快適かつ安全に業務を遂行する環境が構築可能です。
まずは下記のグラフをご覧ください。
引用:Windows 11 Readiness Check - Is Your Business Ready for Windows 11? (lansweeper.com)
これは、IT資産管理システムを開発する「Lansweeper」が約3000万台の Windows 搭載デバイスを分析して導き出した Windows の各バージョンの普及率を示しています。
Windows 7、Windows Vista および Windows XP はすでにサポート切れの OS です。また Windows 8.1 のサポートは2023年1月10日とまもなく終了予定です。
これらのサポートが提供されていないデバイスは、20台に1台程度となり、セキュリティの観点から見過ごすことができないレベルに見えます。
このようなデバイスに最新の OS を提供できるのが、ChromeOS Flex です。
ChromeOS Flex は Windows、Mac、Linux デバイスで動作する OS であり、動作が速く、管理も簡単、かつセキュアなクラウド ファーストの OS です。
当社では、ChromeOS Flex の管理には企業向けの「Chrome Enterprise Upgrade」、教育機関向けの「Chrome Education Upgrade」の利用を推奨しています。「Chrome Enterprise Upgrade」および「Chrome Education Upgrade」の利用法方法については、別の機会にご案内します。
ChromeOS Flex はクラウド ファーストの OS として無償で提供されています。古いデバイスを最新の環境にマイグレーションしてパフォーマンスを向上させ、作業の効率化が図れることが期待できます。
Web アプリが提供されている、Microsoft 365 や Google Workspace などはブラウザからアクセスして利用できますし、Chrome ウェブストアで提供されているアプリ (拡張機能) を ChromeOS Flex に追加して利用することもできます。
それでは大規模展開の手順については、下記の申込フォームからダウンロードの依頼をお願いします。
● Google および関連するマークとロゴは Google LLC の商標です。その他すべての企業名および商品名は関連各社の商標です。
執筆者:水口 博文