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【法人向け】パソコンレンタルとは?メリットやシーン別の選定ポイントも紹介

法人のパソコン導入といえば、これまでは購入かリースが一般的でした。しかし最近「レンタル」という形態が増えています。レンタルとリースの違いは、一見わかりにくいかもしれません。一般的には、柔軟性を重視するならレンタル、長期利用ならリースと使い分けられてきました。しかし近年では、長期利用にもレンタルを選ぶ場面が増えています。レンタルにはさまざまな料金プランがあることや、料金以外のメリットが多いことが理由に挙げられるでしょう。

どのような期間、どのような状況でどんなパソコンを使うかによって、パソコンの調達方法は異なります。ここでは、パソコン導入形態としてのレンタル、リース、購入の違いや、導入シーン別におすすめのパソコンについて説明します。


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パソコンレンタル

パソコンレンタルとは

パソコンレンタルとは、レンタル会社の保有するパソコンを借り受けて導入する形態です。機種は、基本的にレンタル会社が保有する在庫の中から選びます。

1日や1週間などの短期間でも利用可能で、期限延長や中途解約にも対応しており、リースよりも自由が利くことが特徴です。感覚としてはサブスクリプション方式に近いでしょう。

最近は、1年以上の中長期でもパソコンレンタルを利用する企業が増えています。

パソコンレンタルとリース、購入との違い

法人におけるパソコンの調達方法には、購入、リース、レンタルの3つがあります。それぞれの特徴は以下のとおりです。

購入
自社で購入して保有する形態で、無期限に利用できます。長期的にはもっとも割安な調達方法です。ただし、Microsoft Officeやアンチウイルスソフトなどのアプリケーションも購入する必要があります。
故障やトラブルが発生した場合は、自社でメーカーへ依頼し、修理の手配をしなくてはなりません。
購入費用は一括払いで、固定資産として計上され、減価償却の経理処理が必要になります。

リース
ユーザーの希望する機種をリース会社が代わりに購入したものを、有料で一定期間賃貸する調達方法です。ユーザーの希望によっては、OSがWindowsだけでなく、Macのパソコンも利用できます。
基本的に長期利用が前提で、長期的にはレンタルより割安です。ただし、契約途中での中途解約には違約金が発生します。
パソコンの所有権はリース会社にあり、固定資産税はリース会社が負担します。しかし機器の管理や故障、トラブルへの対応はユーザーが行わなければなりません。ユーザーがメーカーへ依頼し、修理の手配をします。

レンタル
レンタル会社が保有する在庫のなかから、ユーザーが機種を選んで借り受ける調達方法です。1日、1週間などの短期間でも利用できます。
料金は月単位で計算され、いつでも解約可能です。3年~5年以上の長期利用ではリースよりも割高になる傾向がありますが、最近は中長期的にも利用しやすいプランが出てきています。
機器の所有権はレンタル会社にあり、固定資産税はレンタル会社の負担です。メンテナンスやトラブル対応もレンタル会社が行います。

法人のパソコン導入ではどう使い分ける?

購入
自社で所有するため自由に使えるので、カスタマイズして使いたいときや、試験的に少数を導入したいときなどに向いています。

リース
通常業務で長期的に大量に導入するとき、特に4年以上の利用が予測される場合に向いています。機種を指定できるので、特定の用途で利用する場合にもおすすめです。

レンタル
短い期間の利用や持ち出しの多い営業職での利用、最新機種が必要な場合など、さまざまな用途に向いています。


パソコンレンタルは、従来はイベントや研修などの、短期間の利用が予測される場合に多く使われていました。しかしサブスクリプション方式(「所有」から「利用」へという概念)が一般化するにつれ、変化が起きています。コスト以外のメリットを重視するユーザーが増えてきたのです。そのため、3~4年の中長期の利用や、数百台~数千台という大量調達を行う場合でも、パソコンレンタルを利用する法人が増えてきました。

パソコンをレンタルするメリット

パソコンレンタルは一見割高に見えますが、コスト以外のさまざまなメリットがあります。これらのメリットを受けるために、レンタルを選ぶ法人も増えています。

短期から中長期の利用が可能で、中途解約も自由

パソコンレンタルでもさまざまなプランが設定されるようになり、短期間だけでなく、中・長期でも利用しやすくなりました。

レンタルはリースと異なり違約金が発生しないので、契約途中で解約するのも自由です。そのため、契約途中でユーザーが契約台数を増減したり、解約してよりスペックの高い機種に借り換えたりといった変更も柔軟にできます。たとえば、2~3年ごとに解約し、最新の機種に借り換えていくことも可能です。

納入期間も短いので、すぐに必要なときにも便利でしょう。
短期のパソコンレンタルの詳細については「短期のパソコン利用ならレンタルがお得!その理由と活用事例」をご覧ください。

コストの平準化とオフバランス

パソコンレンタルの代金は必要経費に算入でき、購入やリースと違い資産計上は不要(オフバランス)になります。固定資産の申告や減価償却も不要なので、経理処理が楽になります。

初期費用も低く、レンタル代金は月額制なので、コストが平準化できるのもメリットです。

メンテナンスフリー

パソコンレンタルは保守サービスも充実しています。基本的には故障時の「先出センドバック」方式に対応しており、レンタル中のパソコンが使えなくなったら、すぐに代替機との交換が可能です。そのため、パソコンが使えない時間を最小限にできます。メーカーへの修理依頼もレンタル会社に任せることが可能です。

レンタル動産保険やメーカー保守適用外の過失系トラブルにも対応しており、保守運用はレンタル会社にすべて任せることができます。そのため、情報システム部門の負担の軽減が可能です。

機密情報も安心して扱える

パソコンレンタルは、標準サービスとして返却後の完全データ消去を行っています。機密情報のデータも取り扱うことができ、使い終わったら返却するだけなので、便利かつ安心です。

利用シーン別のおすすめパソコン

勤務形態や職種により、さまざまなパソコンが使われています。パソコンレンタルを利用すれば、部署やシーンに合わせた端末を柔軟に使い分けることが可能です。シーンごとに必要な機種とはどんなものか、見ていきましょう。

選択のポイント

法人用パソコンを選ぶときは、以下の点に注目します。

・サイズや本体重量
持ち運びやすさに影響します。

・モニターサイズ
見やすさ、仕事のしやすさに影響します。ただし、モニターが大きいと持ち運びはしにくくなります。

・アプリケーション
営業やバックオフィス部門なら、Microsoft Officeが必要です。また、通常使用している業務システムやクラウドサービスも問題なく使える環境が必要になります。

・マイクとカメラ
自宅で仕事をするなら、オンライン会議用のマイクとカメラが必要です。ノートパソコン付属のものでもかまいませんが、営業や接客に使う場合は、より高画質のカメラがあるとよいでしょう。

・バッテリーの持続度
持ち歩いて作業するなら、バッテリー駆動時間が長いこともポイントになります。急速充電機能も必要です。

・用途に合わせたスペック
動画編集を行うにはGPU搭載モデル、開発を行うなら高速のCPUを搭載したモデルなど、用途によっては高いスペックのマシンが必要です。

オフィスで事務作業をする場合

据え置き型のノートパソコンが向いています。一般的にノートパソコン、A4ノート、デスクノート、大画面ノートパソコンなどと呼ばれるタイプです。携帯性は重視せず、作業しやすいように画面が大きいものを選びましょう。持ち運びしないので、重くても大丈夫です。

Microsoft Officeと業務システムの搭載は必須になります。経理部門のように数字をよく扱う部門には、本体が大きくなりますが、テンキー搭載機種が便利です。

テレワークが浸透してからは、オンライン会議に備えて、マイクやWebカメラが付属した機種が選ばれることが多くなっています。

テレワーク(自宅)で事務作業をする場合

オフィス用とほぼ同じですが、オンライン会議用のマイクとカメラは必須です。パソコン付属のマイクとカメラだけでなく、より高画質・高音質のヘッドセットを別に購入することもあります。

オフィスとテレワークで併用する場合

持ち運びやすさを重視した、軽いノートパソコンが向いています。画面13.3インチ以下、重量1.3kg未満程度が一つの基準になるでしょう。一般的に、モバイルノートPC、B5ノート、軽量ノートパソコンなどと呼ばれるタイプです。
Microsoft Officeと業務システム、オンライン会議用のマイクとカメラは必須です。

開発部門や動画編集で使用する場合

どちらもできるだけハイスペックなパソコンが向いており、大きな画面が必要です。 開発用ならノートパソコンでも十分ですが、キーボードの打ちやすさが重視されます。 動画編集用ならGPUを搭載した高性能ノートパソコンや、デスクトップも選択肢に入るでしょう。

店頭や営業で簡単な作業を行う場合

営業先回りなどの外出先でWebサイト閲覧、メール処理などを行う程度なら、軽量でバッテリーの持ちがよいタブレットでも大丈夫です。業務システムのアプリケーションのインストールが必要な場合もあります。

状況に合わせて使い分けるならパソコンレンタルがおすすめ

パソコンレンタルは一見割高に見えますが、これからの仕事のスタイルにはおすすめの方法です。状況に合わせて台数の増減、機種変更、スペック向上も可能なので、業務の進行がパソコンの性能にしばられません。テレワークが進むこれからは、最も便利な調達方法ではないでしょうか。次回パソコンを導入する際には、ぜひパソコンレンタルをご検討ください。

パシフィックネットのパソコンレンタル

パシフィックネットのパソコンレンタルは、パソコン導入のワンストップサービスとして、安心してご利用いただけます。

・ご希望のパソコンをレンタル
中長期の場合、ご希望のメーカー・機種をレンタルで提供可能です。

・徹底したサポート
導入のご相談時からメンテナンス、トラブル故障時の対応まで、専門技術スタッフがサポートします。

・キッティング(事前設定)
専門技術スタッフによるキッティングを行い、すぐに使える状態でお渡しします。

・通信・クラウドサービス・ヘルプデスクもセットに
これまで別々のベンダーへ依頼していた関連サービスも、パシフィックネットなら一括でサポートします。支払いは月額制で継続的な契約が可能です。
通信やクラウドも含めた不具合発生の場合、ヘルプデスクに連絡するだけで、代替機が届きます。不具合の原因特定や症状の切り分けも自社で行う必要はありません。

・データ消去
返却されたパソコンは当社テクニカルセンターで完全にデータ消去を行い、復元不可能な状態にします。

料金・メニューは、ご希望のプランや機種・台数により変動します。詳細については、お気軽にご相談ください。


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