まずは貴社の事業内容についてお聞かせください。
髙橋様:当社は1938年の創業以来、電設資材、産業機器、自社ブランドの空調部材「因幡電工」などを柱に事業を展開しています。業種としては電設資材を中心とした専門商社ですが、メーカー機能も有しており「商社とメーカー」という強みを持つ会社です。
オフィス機能は全国の主要都市を網羅しており、従業員が使用するPCの数は約2,500台にのぼります。一部の特殊なPCを除いたほぼ全ての端末において、パシフィックネットさんの「PC-LCMフルアウトソース」を活用しています。
パシフィックネットのサービスを導入される前、どのような課題がありましたか。
髙橋様:以前は別会社のキッティング・ヘルプデスクサービスを利用していました。委託先にとってはその業務が「本業」ではなかったためか、対応人数が非常に少なく、属人化やローテーションのなさに危機感を持っていました。また、PCは都度「購入」で調達していたため、一定数の在庫を抱える必要がありましたが、委託先には十分な保管スペースがなく、社内に保管場所を用意せざるを得ないケースもありました。大量発注の際は何度も小分けにして納品してもらう必要があるだけでなく、購入費用の予算計画が立てにくい点も課題でした。
寸田様:調達リードタイムも大きな課題でした。当時は新品を都度購入していたため、ユーザーが端末申請をしてから手元に届くまでトータルで時間がかかっていました。特にコロナ禍の真っ最中だった当時は、メーカー側で大幅な納期遅延が発生しており、新しい人員の入社までにPCが手に入らないといった事態も起きていたのです。
髙橋様:加えて、当時はリモートワークの推進に伴い「全員モバイルPCに切り替えたい」という急激な需要の増加が重なりました。在庫不足やリソース不足で対応が追いつかず、社内から多くの問い合わせが入るという悪循環に陥っていましたね。