PCが1台増えるたびに、OSインストール、設定、アプリ配布、アップデート対応──。
株式会社デザインフィル様のICT部では、すべてのPCキッティングを少数精鋭のメンバーが手作業で担っていました。
「この運用を続けていたら、もう一人増やさなければ回らない」
そうした危機感の中で選択されたのが、Intune / Autopilotによるキッティング自動化とPCレンタルを組み合わせた”一気通貫の運用設計”でした。
- 会社名
-
株式会社デザインフィル
(designphil.co.jp) - 部署
- 管理本部 ICT部
- ご担当者名
-
今村様(システム導入・インフラ・ネットワーク担当)
山下様(ヘルプデスク担当) - ミッション・役割
- ITを活用した業務効率化を推進し、社員がクリエイティビティを最大限に発揮できる土壌(インフラ・ネットワーク環境)を構築・運用すること。
まずは貴社の事業内容についてお聞かせください。
今村様:弊社は「ライフスタイルデザイン事業」と「コマーシャルデザイン事業」の2つを軸に展開しています。前者は、コンシューマー向けに文房具を中心としたプロダクトやサービスの企画・開発・製造・卸/小売販売を行う、弊社のベースとなる事業です。後者は、そのノウハウを活かした法人向けの展開で、取引先ブランドの販促品制作や、ディスカッションを通じた完全オリジナルの製品企画・開発・コンサルティングなどを行っています。
単に製品を作るだけでなく、デザインを通じて人々の生活を豊かにしたり、ビジネスの課題を解決したりすることを目指しており、近年はITを活用した業務効率化や、社員のクリエイティビティをより発揮できる環境づくりにも力を入れています。
導入前の課題:OS更新の壁と、
手作業によるキッティングの限界
Microsoft 365導入支援サービス(Intune/Autopilot)を検討された背景を教えてください。
今村様:以前はPCをリースで調達し、OSのクリーンインストールから設定まですべてをICT部のメンバーが手作業で行っていました。Windows 7から10への移行を機に、一度は「マスターPC」を作成してクローニングする手法を採りましたが、これが新たな課題を生む結果になりました。
山下様:マスターPCは一度作ると構成が固定されてしまいます。OSのバージョンアップや利用ソフトの変更があるたびに、結局納入後に自分たちで手を動かし、マスターPCの更新作業や個別設定(チューニング)をする時間が増えていきました。
今村様:物理的に1台ずつ設定していく作業は、PC台数が増えるほどICT部のリソースを圧迫します。あのまま旧来の運用を続けていたら、いずれは「ヘルプデスク専任のスタッフをもう一人増やさなければ対応しきれない」という状況になっていたと思います。また、当時はオンプレミスのAD(Active Directory)で管理していましたが、テレワークが普及する中で、クラウドベースの管理体制へ移行し、キッティングを自動化したいと考えていました。
選定の決め手:「PCレンタル」と「Autopilot設定」の一気通貫がもたらす利便性
多くのベンダーの中で、なぜパシフィックネットを選ばれたのでしょうか。
今村様:最大の決め手は、「PCレンタル」と「Autopilotのデバイス登録」をセットでお任せできる点でした。Autopilotを運用するには、デバイスID(ハードウェアハッシュ)の事前登録が必要となりますが、他社では「登録作業はユーザー側で」と言われるケースが少なくありません。正直なところ、それを自分たちでやる余裕はありませんでした。パシフィックネットさんなら、PCレンタルとセットで利用することですべて対応してくれる。この「運用上の楽さ」が他社にはない強みでした。
山下様:私たちはIntuneやAutopilotに関する深い知識がない状態からのスタートでした。パシフィックネットさんはMicrosoftのクラウド製品に精通した専門チームがあり、技術的なノウハウが豊富であることも非常に心強かったですね。
PCの機種選定についてもこだわりがあったとお聞きしました。
今村様:デザインを大切にする会社ですので、PCのスペックだけでなく「持ち運びやすさ(軽さ)」や「デザイン性」も重視していました。パシフィックネットさんは取り扱い機種のバリエーションが豊富で、「1㎏を切らないと嫌だ」といった私たちの細かな要望に対しても柔軟に提案いただけたのがありがたかったです。
導入の効果:半日かかっていたPCのセットアップが、「1時間以内」に短縮
導入後の具体的な効果はいかがですか。
山下様: 以前はPCを立ち上げてからアップデートが終わるのをしばらく待つような『何もできない時間』があり、半日ほど要していましたが、今は電源を入れてログインすればほぼ完了。1時間もかかっていない感覚です。導入過程では、古いプリンターのドライバー配布など技術的に苦労した点もありましたが、試行錯誤した結果ごく一部を除いてほぼ自動化することができました。
今村様:アプリケーションの脆弱性対応についても、以前は更新や適用作業をユーザーに委ねる必要がありましたが、現在はIntune経由で一括配布・自動更新ができるようになり、セキュリティレベルと利便性が同時に向上しました。
- 導入前
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- 手作業でのOS設定・アプリ導入
- 更新のたびに人手が必要
- ユーザー対応・遠隔操作が頻発
- 導入後
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- Autopilotによる自動セットアップ
- Intuneでアプリ配布・更新を自動化
- ユーザーの手を煩わせない運用へ
ICT部の業務内容にも変化がありましたか?
今村様: キッティングという「定型作業」から解放されたことで、その分、社内システムのカスタマイズやDX推進といった、より付加価値の高い業務に時間を割けるようになりました。少数精鋭のチームにとって、この時間の創出は非常に大きな成果です。
今後の展望:セキュリティのさらなる高度化と、プラットフォームの活用
今後のIT戦略や、パシフィックネットへの期待をお聞かせください。
山下様: 今後はMicrosoft Defenderを活用したエンドポイントセキュリティの強化や、現在はまだ手動管理が残っているMac端末のMDM管理も、Intuneに統合していきたいと考えています。
今村様:Microsoft 365は非常に多機能ですが、その分、設定の難しさを感じる場面もあります。パシフィックネットさんには、今後もその深い知見を活かし、私たちの良きパートナーとして伴走していただけることを期待しています。
どのような悩みを持つ企業に、今回の「Intune/Autopilot+PCレンタル」の組み合わせをおすすめしたいですか?
今村様:PCの調達からキッティング、そして配布後の管理までを「一気通貫」で効率化したい企業には最適だと思います。特に、デバイスIDの登録までパシフィックネット側で完結してくれる点は、運用を回す上で非常に大きなメリットです。具体的には、以下のような課題を感じている企業におすすめしたいですね。
- PCキッティングなどの定型業務に追われ、本来注力すべきICT戦略やDX推進にリソースを割けていない。
- テレワークの普及により、従来のオンプレミスADによるPC管理に限界を感じ、クラウド管理(Entra ID/Intune)への移行を検討している。
- Autopilotの導入に関心はあるが、社内に技術的な知見が不足しており、設計や運用に不安がある。
- PCレンタルと管理システムの窓口を一本化し、運用フローを極力シンプルにしたい。
自社で無理にすべてを抱え込まず、プロの知見を借りて「自動化の仕組み」を作ってしまうことで、ICT部門はより付加価値の高い業務に専念できるはずです。
次は貴社の課題を解決しませんか? 同様のPC管理・運用課題をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
- 会社名
- 株式会社デザインフィル
- 本社
- 東京都渋谷区恵比寿1-19-19 恵比寿ビジネスタワー9F
- 会社概要
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ライフスタイルデザイン事業
紙製品を中心としたステーショナリーと周辺プロダクトの企画/開発/製造/卸販売 /小売販売
コマーシャルデザイン事業
自社開発製品をベースにしたプレミアム、ノベルティーギフトやOEM等の企画/デザイン/製作 - URL
- designphil.co.jp


