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導入事例 :全日本食品株式会社様

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「IT人材不足時代のPC運用改革」——キッティング・ヘルプデスクをアウトソーシングし、PC運用の標準化とコア業務へのシフトを実現

全日本食品株式会社 | 導入事例

全国の食品小売店向け卸売事業を展開し、日本最大級のボランタリーチェーン本部として知られる全日本食品株式会社様。

同社のITマーケティング本部 システム管理部では、数年ごとに訪れる数百台規模のPCリプレースにおけるキッティング負荷と、日々現場から寄せられるPC関連の問い合わせ対応(ヘルプデスク業務)が、限られた人的リソースを圧迫する大きな課題となっていました。

「技術的な限界を感じていたキッティングと、属人化していたヘルプデスクをプロに任せたい」

そんな現場の強い思いから導入されたのが、パシフィックネットの「LCM(ライフサイクルマネジメント)サービス」でした。導入の経緯から具体的な効果、今後の展望まで、同部の藤村様にお話を伺いました。

会社名
全日本食品株式会社 
(https://www.zchain.co.jp/)
部署
ITマーケティング本部 システム管理部
ご担当者名
藤村 様
ミッション・役割
基幹システムとそれにまつわるインフラ、社内PCなどの調達・運用・管理全般を担い、全国の拠点が安定して業務を行える環境を支えること。

まずは貴社の事業内容についてお聞かせください。

藤村様:当社は、スーパーマーケットなどの食品小売店様に向けた食品卸売業を展開しています。最大の特徴は、一般的なレギュラーチェーンのコンビニエンスストアやスーパーとは異なり、加盟店様それぞれの地域性や個性を活かした自由度の高い運営体制をサポートする「ボランタリーチェーンの本部」であるという点です。

現在、北海道から沖縄まで全国に約30の拠点を構えており、今回のパシフィックネットさんのサービスは、本社はもちろん全国の拠点を含めた全社一斉で導入しています。社員、パート、アルバイトを問わず、すべてのスタッフが使用する600台以上のPCを対象としています。

導入前の課題:手動キッティングで現場が疲弊。
突発的な社内問い合わせが重要業務をストップさせていた

全日本食品株式会社 インタビューイメージ

パシフィックネットのサービスを導入される前は、どのような課題がありましたか。

藤村様:以前はPCをリースで購入し、社内のシステム管理部でキッティング(初期設定)を行っていました。当社は毎年10名前後の新入社員を迎えますが、最も大きな負荷がかかるのは5〜6年周期で訪れるリース期間満了に伴う大規模なリプレースのタイミングでした。

当社は基本的にバイヤーなどの営業職や、加盟店様の経営支援を行うSV(スーパーバイザー)といった職種の採用が中心であり、IT部門も限られた体制で運営しています。そんな中、過去に約200台のPCを一括購入して内製でクローニング展開を試みた際、特定の機種がどうしてもクローニングを受け付けないというトラブルに見舞われたのです。

結果として、数十ページに及ぶ手順書を見ながら、当時約10名のメンバーでシフトを組んで入れ替わり立ち替わり、数ヶ月にわたって手動で1台ずつキッティングを行うことになりました。自分の通常業務を抱えながらの作業でしたので人的リソースの消耗も激しく、何より「これをすべて手作業でやるのか」という精神的な負担が本当に大きかったです。さらに、手作業であるがゆえに設定ミスが生じることもあり、配布後にユーザーから「設定がおかしい」と返却されてやり直すなど、悪循環に陥っていました。

また、ヘルプデスク業務についても課題を抱えていました。本社だけでも約200名の社員がいるため、「パソコンが動かない」と自席まで直接駆け込んでくるケースも頻発していました。目の前に対面で来られるとその対応の優先度を上げざるを得ず、他の基幹業務がストップしてしまうことに疑問を感じていました。

導入前の主な課題

  • リース購入後のキッティングを社内で行っており、技術的なトラブル発生時に対応の限界を迎えていた
  • 過去に200台近くのPCを手動で設定することになり、数ヶ月間にわたる対応で情シスメンバーの負担が増大
  • 手作業によるキッティングミスが発生し、配布後の手戻りや再対応が発生していた
  • ヘルプデスクが属人化しており、問い合わせ履歴の蓄積やマニュアル化ができていなかった
  • 本社スタッフが直接相談してくるケースも多く、割り込み対応が発生して業務が中断していた

選定の決め手:コストパフォーマンスだけではなく、 レスポンスの早さと端末の保管・キッティングからデータ消去まで担う安心感

全日本食品株式会社 インタビューイメージ

多くのアウトソーシングサービスがある中で、なぜパシフィックネットを選ばれたのでしょうか。

藤村様:きっかけは、PCの調達先であるメーカーさんからのご紹介でした。「購入やリースではない、レンタルという選択肢がある」ということでパシフィックネットさんを提案していただいたのです。それまではお名前を存じ上げなかったのですが、総務部経由で他のレンタル会社さんからも相見積もりを取り、横一線で比較検討を行いました。

その中でパシフィックネットさんに決めた理由は、提示していただいた「価格の優位性」と、問い合わせに対する「提案のスピード感(レスポンスの早さ)」が頭一つ抜けていたからです。営業担当の方の対応も非常にスマートで、信頼できると感じました。

また、当社は問屋業というビジネスの特性上、商品の売価情報といった機密データが外部に漏洩することは絶対に許されません。パシフィックネットさんは情報漏洩対策を含めた自社のテクニカルセンターをお持ちで、PC処分時のデータ消去も安心してお任せできるセキュリティ体制があることも大きな安心材料でした。

さらに、社内にPCの在庫を置いておくスペースがなかったため、「キッティング済みの機体を倉庫で保管・管理してもらえること」も非常に魅力的でした。以前は、何百台ものPCが一時的に社内の倉庫に山積みになり、紛失防止のために週に1回行う定期的な数量確認など、不要な管理工数が発生していたため、そのストレスから解放されることも選定の大きなポイントとなりました。

導入の効果:窓口一本化で突発的な対応を削減。浮いたリソースを「より付加価値の高いシステム開発」へ

全日本食品株式会社 インタビューイメージ

導入後の具体的な効果はいかがですか。

藤村様: 導入後の業務フローの変化として、最も効果を実感しているのは「問い合わせ窓口の一本化と集約」です。PCに「困った時はここへ」というパシフィックネットさんの連絡先ステッカーを貼付したことで、今までバラバラだった窓口が綺麗に統合されました。

これまでは、社内のシステム部に対して「今、忙しそうだから声をかけるのをやめよう」と遠慮したり、逆に聞きやすい人にだけ質問が集中したりする属人化が起きていました。今回外部の専用窓口ができたことでユーザーも気軽に連絡できるようになり、現場での突発的な駆け込み対応や内線電話が劇的に減り、業務の平準化が実現しています。何より、メンバーの残業が減り、定量的な数値以上に精神的な負担が大きく軽減されたことが最大の成果です。

そして、社内のメンバーがシステムのデータ加工など、「今までやりたくても手が回らなかった、より付加価値の高いクリエイティブなシステム業務」に注力できるようになりました。

PC運用をまるごとプロにお任せしたことで、限られた人員のまま、社内のIT戦略を前進させる体制を整えることができました。正直、もう以前の手作業の運用には戻れないですね。

導入前の課題
  • PCの調達・管理
    5〜6年ごとのリース購入。社内倉庫に大量のPCを保管し、棚卸工数が発生。
  • キッティング対応
    トラブル時に手動で数百台を設定。数ヶ月単位で情シスメンバーが疲弊。
  • ヘルプデスク業務
    2名体制で属人化。基本的な問い合わせや社内での直接の駆け込み対応で重要業務が中断。
  • セキュリティ・廃棄
    データの確実な消去や処分方法に不安や手間の懸念があった。
  • 情シスのミッション
    日常的なPCの運用保守、設定の手戻り対応に追われ、リソースが枯渇。
導入後の効果
  • PCの調達・管理
    パシフィックネットのレンタルを活用。必要な時に必要な分だけ供給され、保管・キッティングも一任。
  • キッティング対応
    専門スタッフによる高品質なキッティング対応。仕様の細かい要望(IPアドレス付与やLANアダプターのセット等)にも正確に対応。
  • ヘルプデスク業務
    窓口をパシフィックネットへ一本化。突発的な割り込み対応がなくなり、問い合わせ履歴の可視化も実現。
  • セキュリティ・廃棄
    自社工場を持つ上場企業ならではの確実なデータ消去により、売価情報などの情報漏洩リスクの低減。
  • 情シスのミッション
    浮いた時間でインフラ強化や基幹システムのデータ加工など、コア業務・クリエイティブ業務へ集中。

今後の展望:ネットワークトラブルの切り分けや基幹システム対応、
AI活用によるさらなる最適化に期待

全日本食品株式会社 インタビューイメージ

今後のPC運用やIT資産管理において取り組みたいことや、パシフィックネットへの期待をお聞かせください。

藤村様:今後はPOSシステムのリプレースや、購買系・基幹システムの刷新といった大規模なプロジェクトを動かしていく予定です。社内のビッグデータが健全に可視化され、経営やマーケティングに即座に活かせる状態を作ることが、私たちの次なるミッションです。

そのためにも、パシフィックネットさんにはヘルプデスクのさらなる拡充とサポートの継続を期待しています。

将来的には、AIエージェントによる自動応答などの最新技術を導入していただき、より多くのインシデントを効率的に処理できる仕組みを作ってほしいですね。また、いつかは自社でスクラッチ開発している「基幹システム」に関する問い合わせ対応なども、属人化を防ぐために切り出していけないか、といった期待もしています。

どのような悩みを持つ企業に、パシフィックネットの「PC-LCMサービス」をおすすめしたいですか?

藤村様: 業種を問わず、当社のように「全国に多数の拠点(数十拠点以上)を展開している企業」や、「時期によってPCの手配や問い合わせの波(繁忙期と閑散期)が激しい企業」にとっては、リソースの波を吸収してくれる非常に大きな緩衝材となるサービスだと思います。

自社で無理にIT人材を抱え込んだり、専門外のキッティング業務で現場を疲弊させたりするくらいであれば、信頼できるプロであるパシフィックネットさんにライフサイクル丸ごとをお任せする方が、トータルのコストパフォーマンスも、従業員のエンゲージメントも間違いなく高まると確信しています。

【今回導入したサービス】

  • キッティングサービス(PC調達・運用管理):リース会社からパシフィックネットへ入荷したPCのマスタ作成、キッティング、月20台想定の出荷対応
  • ヘルプデスクサービス:平日 月250件想定の応対、各種問い合わせ窓口の集約。

本事例について、より詳細なスキームや費用感にご興味がある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
貴社に最適なPCライフサイクル管理をご提案いたします。

会社名
全日本食品株式会社
本社
東京都足立区入谷6丁目2番2号
事業内容
加盟小売店に対する商品の供給及び経営指導(ボランタリーチェーン本部事業)

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