パシフィックネットのサービスを導入される前は、どのような課題がありましたか。
藤村様:以前はPCをリースで購入し、社内のシステム管理部でキッティング(初期設定)を行っていました。当社は毎年10名前後の新入社員を迎えますが、最も大きな負荷がかかるのは5〜6年周期で訪れるリース期間満了に伴う大規模なリプレースのタイミングでした。
当社は基本的にバイヤーなどの営業職や、加盟店様の経営支援を行うSV(スーパーバイザー)といった職種の採用が中心であり、IT部門も限られた体制で運営しています。そんな中、過去に約200台のPCを一括購入して内製でクローニング展開を試みた際、特定の機種がどうしてもクローニングを受け付けないというトラブルに見舞われたのです。
結果として、数十ページに及ぶ手順書を見ながら、当時約10名のメンバーでシフトを組んで入れ替わり立ち替わり、数ヶ月にわたって手動で1台ずつキッティングを行うことになりました。自分の通常業務を抱えながらの作業でしたので人的リソースの消耗も激しく、何より「これをすべて手作業でやるのか」という精神的な負担が本当に大きかったです。さらに、手作業であるがゆえに設定ミスが生じることもあり、配布後にユーザーから「設定がおかしい」と返却されてやり直すなど、悪循環に陥っていました。
また、ヘルプデスク業務についても課題を抱えていました。本社だけでも約200名の社員がいるため、「パソコンが動かない」と自席まで直接駆け込んでくるケースも頻発していました。目の前に対面で来られるとその対応の優先度を上げざるを得ず、他の基幹業務がストップしてしまうことに疑問を感じていました。