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導入事例 :株式会社ナカノ商会様

  • 『キッティング』事例
  • 『ヘルプデスク』事例

「パソコン対応に縛られる情シス」からの脱却——。1,500台のPC運用・ヘルプデスクのアウトソーシングで既存業務をほぼゼロ化。「攻めのIT」へ全リソースをシフト

ナカノ商会|導入事例

全国に多数の物流拠点を構え、事業を急速に拡大している株式会社ナカノ商会様。現在では、社内で使用するPC台数は1,500台近くにまで増加し、IT運用負荷も年々高まっています。

一方で、コロナ以前は総務部に統合された実務担当2名体制でPC管理・運用を担っており、日々のキッティング作業や、全国拠点から寄せられる大量のヘルプデスク対応に追われる状況が続いていました。

「本来注力すべきIT基盤整備やDX推進に、十分な時間を割けない。」

そうした課題意識を抱く中で導入したのが、パシフィックネットの「キッティング・ヘルプデスクサービス」です。

導入によってPC運用業務はどのように変化し、情報システム部にどのような効果をもたらしたのか。情報システム部 部長の髙野 篤 様にお話を伺いました。

会社名
株式会社ナカノ商会 
(https://nakanoshokai.jp/)
部署
情報システム部
ご担当者名
髙野 篤 様(情報システム部 部長/システム全体の統括、セキュリティ強化・DX推進)
ミッション・役割
全国各拠点におけるITインフラ・システムの安定稼働を支え、セキュリティ強化とDX推進によって事業成長を加速させる「攻めのITインフラ」を構築すること。

まずは貴社の事業内容についてお聞かせください。

髙野様:弊社は全国に多数の物流拠点を構え、倉庫・陸上運送・3PL(サードパーティ・ロジスティクス)など、お客様のサプライチェーンを支える総合物流事業を急速に拡大・展開しております。また、それに伴い、物流に関わる不動産業(自社物流施設の設計・開発・管理など)までを一貫して手掛けている点も特徴です。

現在、全国の各拠点で従業員が使用しているほぼ全ての端末が今回パシフィックネットさんのサービス対象となっており、PCの管理台数は全体で1,500台近くに達しています。

導入前の課題:1,500台のPCを管理。
キッティングと月200件のヘルプデスクに限界を感じる

株式会社ナカノ商会 導入前の課題

パシフィックネットのサービスを導入される前、どのような課題がありましたか。

髙野様:導入前の当時は実務を動かせる情報システム部のメンバーは実質2名という極めて少人数の体制でした。またそれぞれ他の業務も担っていたため、リソースに限界を感じていたというのが最大の課題でした。

以前はメーカーから都度見積もりを取ってリース手配を行っていたのですが、オフィスにPCが届いた後は、自分たちの周りにズラリと端末を並べて、1台ずつ手作業でキッティング(初期設定)を行っていました。さらに、全国の拠点から毎日届くヘルプデスクへの問い合わせの電話やメールの対応(月200件前後)にも追われ、「情シスが回っていない」という危機的な状況でした。

髙野様:特に物流という業種柄、新しい拠点の立ち上げスピードが非常に早く、突発的なPCの手配や現場でのトラブル対応が頻繁に発生します。当時は外部の派遣スタッフにもヘルプデスク対応を依頼していましたが、教育工数やマニュアル整備が追いつかず、結果として社員側のフォロー負荷も大きくなっていました。

一方で、本来はIT基盤整備やDX推進など、より中長期的な取り組みにリソースを割いていく必要があるという課題感もありました。

そのため、定型的なPC運用・ヘルプデスク業務についてはアウトソーシングを活用し、自社社員がよりコア業務へ注力できる体制へシフトしたいと考えたことが、導入を後押ししました。

導入前の主な課題

  • 圧倒的なリソース不足:情シスの実務担当者が2名しかおらず限界を迎えていた
  • キッティング工数の逼迫:月20〜30台のPCリース調達のたび、手作業で初期設定を行い業務を圧迫
  • 大量のヘルプデスク対応:月200件前後の社内問い合わせ対応に追われ、年間1,000時間以上を費やしていた
  • コア業務への停滞:目先のPC対応に追われ、基幹システム刷新などの重要な「攻めのIT」へリソースを割けなかった

選定の決め手:拠点の急拡大に応える「スピード感」と、煩雑なQAを整える高い対応力

株式会社ナカノ商会 選定の決め手

多くのサービスがある中で、なぜパシフィックネットを選ばれたのでしょうか。

髙野様:外部へのアウトソーシングを検討するにあたり、大手企業を含めた複数社の比較表を作成し、慎重に検討を行いました。その中でパシフィックネットさんを選んだ最大の理由は、当社のビジネスに不可欠な「スピード感」に対応してもらえるという確信があったからです。

当社の新規拠点立ち上げは非常にスピーディーで、決定からわずか2週間ほどで稼働させなければならないケースもあります。しかし従来は、コロナ禍による世界的な半導体不足の影響もあり、PC調達から展開までに長期間を要することもありました。結果として、現場のスピード感に十分対応できない場面も発生していました。

解決策を模索する中で、パシフィックネットさんの「指定台数のPCをあらかじめキッティング済みの状態で保管いただき、必要なタイミングですぐ出荷してもらえる運用体制」は、当社にとって非常に魅力的でした。現場のスピードを止めることなく、迅速に展開できる点を高く評価しています。

髙野様:またヘルプデスクの移行にあたって、これまで社内に蓄積されていたFAQや手順書を事前に共有しました。パシフィックネットさんはそれらをきれいに整理統合し、さらに最新の状況へとアップデートした上で運用体制を構築してくれました。

料金体系やサポート体制の充実はもちろんですが、「この対応力とスピード感であれば、当社の複雑な現場運用も丸ごと安心してお任せできる」と感じられたことが、最終的な選定の決め手となりました。

さらに、パシフィックネットの当時営業担当さんが、当社の煩雑な状況を前にしても『まずは現状を整理しながら、一緒に進めていきましょう』と伴走してくださったことも大きかったです。

必要な情報を丁寧に整理・確認しながら進めていただけたため、安心して移行を進めることができました。

導入の効果:PC運用に関する工数がほぼ「ゼロ」に。
空いた工数で新たな取り組みに着手できるように変化。

株式会社ナカノ商会 導入の効果

導入後の具体的な効果はいかがですか。

髙野様: 実務面で劇的な変化がありました。最大の効果は、情報システム部がこれまで対応していたPC運用に関する工数が、「ほぼゼロ」になったことです。

ヘルプデスク窓口を一本化すると同時に、部内では『社内から直接電話がかかってきたら、第一声でまずパシフィックネットさんのヘルプデスクに問い合わせましたか?と聞きましょう』というルールを徹底しました。そうすることで、これまで情シスに直接頼ってきていた従業員の行動が変わり、結果として私たちのデスクで電話が鳴る回数自体が激減したのです。

これにより年間およそ1,000時間以上を費やしていたヘルプデスクの応対や、毎月20〜30台にのぼるPCのキッティング作業の手間の工数を大幅に削減することができました。

髙野様:運用フローの変更によって浮いた時間と人員は、本来注力すべきコア業務へシフトさせることができています。具体的には、WMS(倉庫管理システム)の拠点展開・運用標準化の推進や、グループウェア環境の刷新、セキュリティ強化施策の検討など、会社全体の生産性向上につながる重要プロジェクトを前進させることができました。

もし、あのまま自社での運用を続けていたら、今頃は増え続ける対応に追われ、派遣社員を採用し、その研修工数にさらに追われ、FAQもぐちゃぐちゃのまま機能不全に陥っていたと思います。

また、デスクに縛られなくなったことで、私たちが全国の物流拠点を実際に巡回し、現場のIT環境を直接目で見て確認できる余裕が生まれました。『遠隔では見えてこなかった、現場固有の細かな課題や端末の利用状況』に直接気づき、次の改善へ繋げられるようになったことも、外に出られるようになったからこその大きな収穫です。

導入前の課題
  • ヘルプデスク工数
    月200件前後の対応に追われ、年間1,000時間以上の工数が発生
  • キッティング対応
    月20〜30台のPCを実務担当2名が手作業で初期設定
  • 情シスの役割
    「パソコン、パソコン」と目先の雑務に追われ、コア業務が完全に停滞
導入後の効果
  • ヘルプデスク工数
    窓口がパシフィックネットに集約され、情シスの対応工数はほぼ「ゼロ」に
  • キッティング対応
    リース会社からパシフィックネットに直接入荷・マスタ作成・出荷され、情シスの作業は「ほぼゼロ」に
  • 情シスの役割
    WMS(倉庫管理システム)の全国展開や、社内基幹システムのリプレイスへ注力することが可能に

今後の展望:セキュリティのさらなる徹底と、
運用の最適化を目指したPCの「全面レンタル化」

株式会社ナカノ商会 今後の展望

今後のパソコン運用において取り組みたいことや、パシフィックネットへの期待をお聞かせください。

髙野様:パシフィックネットさんへの運用移管によって創出できたリソースを活用し、今後はEDR(エンドポイントセキュリティ)の導入や、標的型攻撃メールへの訓練・対応など、セキュリティ強化に向けた取り組みをさらに進めていきたいと考えています。

また、PCの調達運用に関してもさらなる最適化を目指しています。

従来の運用では、端末性能の低下が発生しても現場側でそのまま利用を継続してしまい、結果として業務効率へ影響が及ぶケースもありました。

今後は、定期的な端末更新を含めた運用を通じて、従業員が安定したPC環境で業務を行える状態を継続的に維持していきたいと考えています。

どのような悩みを持つ企業に、
パシフィックネットのサービスをおすすめしたいですか。

髙野様: 当社のように、「管理すべきPCの台数は非常に多い(100台以上など)のに対して、情報システム部の実務メンバーが圧倒的に少ない」という、深刻なリソース不足や「1人情シス」状態に悩まされている企業様には、導入の価値があると思います。

自社内でキッティングやヘルプデスク運用を行っていると、運用ルールやナレッジが属人化しやすく、対応品質にばらつきが生じるケースもあります。

パシフィックネットさんには、既存の運用情報を整理・標準化しながら、安定して運用できる体制を構築いただきました。

その結果、対応品質の平準化チェック漏れ防止につながり、現場側の負担軽減も実感しています。

また、当社のようにスピード感と正確性の両立が求められる環境においても、安心して運用を任せられる体制を構築いただけたことから、多くの企業にとって有効な選択肢になるのではないかと感じています。

【今回導入したサービス】

  • キッティングサービス(PC調達・運用管理):リース会社からパシフィックネットへ入荷したPCのマスタ作成、キッティング、月20台想定の出荷対応
  • ヘルプデスクサービス:平日 月250件想定の応対、各種問い合わせ窓口の集約。

本事例について、より詳細なスキームや費用感にご興味がある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
貴社に最適なPCライフサイクル管理をご提案いたします。

会社名
株式会社ナカノ商会
本社
東京都江戸川区中葛西3丁目18番5号
事業内容
総合物流業(倉庫業、陸上運送事業、3PL事業等)、物流関連不動産業(物流施設の設計・開発・管理等)

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