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育児と仕事を両立するシステム女子
田中絵理さん
投稿日:2016年04月04日

情報システム部門で働く女子の生の声をお伝えする「情シス女子」。

第10回は番外編として、シー・コネクトの制作部でシステムエンジニアとして活躍されている田中絵理(たなか・えり)さんです。社内では年下社員から慕われている頼りがいのあるお姉さん的な存在で、家庭では三つ子の母として家事・育児に奮闘中です。家庭を持つ働く女性のリアルなライフスタイルについて聞きました。

<田中絵理さんプロフィール>
シー・コネクト 制作部所属のシステムエンジニア。現在はオーガニック布ナプキンの通販専門サイト「nunona」を担当。趣味はお菓子づくり、編み物、着物など。今年小学校に入学する三つ子のお母さん。

若い人たちのエネルギーで満ちあふれている自由で居心地のよい会社です

――若い社員で活気にあふれている貴社の事業内容について教えてください。

田中さん: 弊社は高品質・低価格なプリンターの互換インクを扱う「インク革命.COM」という通販サイトからスタートした企業です。現在はこれに加え、私が担当している女性用の布ナプキンなどを扱う通販サイト「nunona」などを展開し、アジアナンバーワンの総合EC(電子商取引)カンパニーを目指しています。

システム、デザイン、企画、買い付け、物流、カスタマーサービスなど通販にまつわるほとんど全ての業務を自社で運営することで業務効率化を図り、サービスの改善も素早く行っています。

中でも、受注から配送までをスピード重視で行えることが私たちの大きな強みです。例えば「インク革命.COM」では、21時までの注文なら即日発送し、関東近郊などの対象地域は翌日に届くように対応していますし、東京23区内であれば朝11時までの注文で当日にお届けしています。発送は365日休まず行い、お客様目線のサービスを心がけています。

――社内の雰囲気も若い社員が多くて活気がありますね。

田中さん: 20~30代前半の社員が中心でとても自由な雰囲気です。服装もデニムのようなカジュアルなファッションもOKですし、ネイルやヘアカラーも規定がありません。最近は女性スタッフも増えてきて、社内の半分くらいは女性ではないでしょうか。運営するサイトも女性視点の製品やサービスが増えつつあります。

――田中さんは女性用の布ナプキンを扱うサイト「nunona」を担当しているとのことですが、具体的にどんな仕事をしているのですか?

田中さん: 「nunona」は布ナプキンを中心とした、女性の健康を気遣う商品を扱う通販サイトで、私の主な業務はサービスシステムの設計や開発、テスト、リリースなどです。運用チームからの要望や修正をヒアリングしてプログラムやリリースを組むサイトを裏側で支える仕事です。現在は4名のチームで連携しながらサイトを運営しているのですが、育児があるので週3~4日の時短勤務で働いています。

――最近では仕事と家庭を両立される女性が本当に増えていますが、田中さんがシステムエンジニアになったきっかけは?

田中さん: 高校生の頃から趣味で自己流のホームページを作っていたんです。自宅にホームページビルダー(ジャストシステムのウェブサイト作成ソフト)があったので、遊び感覚でブログや掲示板を設置して、飼っていた犬の写真をアップしていたんです。

ちょうど就職について考え始めていた時期でもあったので、父にそのことを相談したら「手に職をつけた方がいい」とアドバイスをもらったんです。そこで、大学ではなくて、プログラムやネットワークを学ぶことができる専門学校へ進学をしたことがシステムエンジニアを目指すことにつながったのだと思います。

前職ではプログラマーとして働いていて、妊娠をきっかけに退職しました。その後、育児が少し落ち着いてから再就職を目指して活動を始めたんです。子供がいるとできる仕事が限られるのですが、「自分がやりたいと思う仕事に就きたい!」と思って就職活動をして出会ったのがこの会社でした。 人事の方がとても面白い人で、雑談を交えながらの楽しい面接だったのを覚えています。

社内の人たちとは「パクチーが食べたい!」の一言で一致団結する仲のよさ

――とても楽しそうにお仕事をされているようですが、社内の雰囲気はどんな感じですか?

田中さん: みんな仲がよいという印象が強いです。何かトラブルがあった時も相談しやすいし、仕事環境はとてもよいですね。プライベートでも社員同士で飲みに行くこともあります。最近だと「パクチー祭」を開催しました。「パクチーが食べたい」と私が言ったことが発端だったのですが、すぐにその場で盛り上がりパクチー好きの女子社員で食べに行きました。次回はトルコ料理で話が進んでいます(笑)。

――仕事と育児の両立で大変な部分についても聞かせてください。

田中さん: 仕事をする上でどうしても避けられないことなのですが、子供に負担をかけてしまうことが気がかりです。普段は16時~17時に帰らせてもらっているのですが、業務の状況によって遅くなってしまう日もあります。遅く帰ってきた日はそこからご飯を作って、お風呂に入れて、明日の準備をして寝かすので子供の睡眠時間が削られてしまうんです。私にとってそこが一番心苦しいですね。

――プライベートではさまざまな趣味を楽しんでいると聞いていますが、休日はどのように過ごしていますか。

田中さん:時間がある時は子供達と一緒にお菓子作りをしています。パウンドケーキやどら焼きなどお菓子を作ることが昔から大好きで、パン教室に通っていたこともあるんですよ。最近は卵を割る練習を子供がしていて見ていてほほえましいですね。私自身は楽天家で「何とかなる」と思ってなんでも実行してしまうタイプなんですよ。だから休日を使って富士山の2合目にある遊園地で子供と遊んだり、仲よくなった友達家族とキッザニアに行ったりなど、アクティブに過ごしていることが多いです。

――お子さんは今年小学校に入学するそうですね。

田中さん:

そうなんです。今年の春から小学校に入学をするので、その前に簡単な勉強を教えてあげています。100円ショップで売っている子供向けのドリルを使って計算などをしています。100円ショップにはドリルの種類も豊富にあるし、子供達も遊び感覚でできるので一緒に楽しく勉強しています。

 

子供と触れ合う時間は何よりも大切 子供たちそれぞれの個性を尊重したいと思っています


田中さんお手製のベビーシューズ

――仕事をしながらの子育てで心がけていることはありますか。

田中さん: うちは女の子が2人、男の子が1人なのですが、3人とも全く違う性格なんです。娘の1人は私に似ていて男勝りの楽天家、もう1人は女の子らしくてしっかり者。男の子は女の子に囲まれて育っているので優しい性格の持ち主。子供たちは服も自分で選ぶので、三つ子とはいえ同じものを着ていることはほとんどないんです。

私の場合、ずっと側にいてあげることができないので子供とのコミュニケーションは特に大切にしています。子供たちを迎えに行く時は「今日は何があったの?」と話を聞くんです。また、寝る前にギュッと抱きしめて「おやすみ」と言うと、子供も安心してくれるので毎日欠かさずやっています。逆に子供からギュッしにきてくれると私もうれしい気持ちで一杯になります。

――子供を持つ親として仕事を続けるために思うことや、田中さんの今後の目標について聞かせてください。

田中さん: 私が入社した当初は育児しながら働く女性が社内にはいなかったのですが、それも最近は増えてきたように思います。人事も「困ったことや希望などがあれば気軽に話して」と言ってくれているので、これからもみんなと一緒に気持ちよく働けたらいいなと思います。

今後の目標としては、まず自分自身のスキルを上げていきたいです。常に新しい知識が必要とされる職種なので自分の時間を作り、しっかり勉強をしたいと思います。


<最後に>
「三つ子」という通常の子育てよりもハードな状況にもかかわらず「子育てが楽しい」とと答える前向き思考な田中絵理さん。「どんな状況でも意外と何とかなるんですよね」と笑顔で話す姿が印象的でした。今後は田中さんのように育児と仕事を両立する女性が社内でもますます増えそうとのことでしたので、そのお手本となるように仕事も子育てもがんばってください。


シー・コネクト

113-0034 東京都文京区湯島1-6-3湯島1丁目ビル6

設立:2009827

URLhttp://c-connect.co.jp/

従業員数:約50名(2016年3月現在)

経営理念:経済的な活動を通し、より良い世の中の創造に貢献すると共に、常に感謝し、感謝される企業市民であることを目指す。


文:izumi / 撮影:松波賢 / ヘアメイク:内藤瑛貴

この記事は株式会社パシフィックネットが運営していたWebメディア「ジョーシス」に 掲載されていた記事を転載したものです。
2016年4月4日掲載

投稿日:2016年04月04日
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