1988年創業。私たちはIT機器の導入から運用、処分まで、IT機器管理における全ての業務をワンストップでご支援いたします。
情報システム部門で働く女子の生の声をお伝えする「情シス女子」。
第1回は、パシフィックネット SI推進部・情報システムグループで働く、斎藤(さいとう)さやかさんにお話を聞きました。少人数の部署ということもあり、一人で対応する範囲は膨大といいます。開始前の雑談の流れから入ったインタビューは、思わぬ趣味の話から始まりました。
<斉藤さやかさんプロフィール>
パシフィックネット SI推進部・情報システムグループ。趣味はマンガ,休日はモノづくりや美術館巡りに。
斎藤さん: もう、普通の好きのレベルを超えていると思います。先日引っ越しをしたのですが、マンガを詰めた段ボールが37箱ありまして……。
斎藤さん: 実は37箱というのは整理した後の数で、実際にはもっとあったんです。さすがに置き場所がないと思って、思いきって買い取りに出した本もいっぱいあるんです。
斎藤さん: 紙で読んでいく感覚が好きなんです。めくる感触とか、手触りとか。電子書籍は無料のものを読むぐらいです。LINEマンガはよく利用していますね買い取りで手放したマンガがまた読みたくなったら、古本屋に行きます。
「3月のライオン」「コブラ」「ガラスの仮面」
斎藤さん: マンガを読んでいる事は多いですね。でも美術館に行くのも好きなんです。最近のお気に入りは少し昔の彫金とか。ジュエリーとかアクセサリーですね。金属を細かく加工していく技術にひかれます。後は月並みですが、映画もよく行きますね。ディズニーとかたくさん見ていますでも最も好きなのは、やっぱり「スターウォーズ」かな。
斎藤さん: そっちですか……(苦笑い)。体を動かす事は全然やってないです。あっ、でもライブでは弾けています。「ザ・クロマニヨンズ」の大ファンなんです。ライブの後は、ぐったりで大げさでなく歩けなくなりますね。そこで相当燃焼できていると思います。
そんな充実のプライベート(?)を送る斎藤さん。それでは情シス的には、どんな日々を送られているのでしょう。
斎藤さん: とんでもないです(と強く首を振る)。まったくの素人で、何も知らなかったんですよ。どれぐらい知らなかったかというと、「パソコンを持って来て」と言われてデスクトップのモニターだけを持ってくるぐらい。モニターがパソコン本体だと思っていたんですね(笑)。
斎藤さん: もともとは販売の部署にいたんです。それで通販サイトにも関わっていて、当時の情報システム部門とよくやり取りをしていたんですね。それで依頼していく中で、「ちょっとこれやってみる?」とか「これなら自分でできるよ」とか言われて少しずつやっていたんです。そうしたら知らないうちに、情報システム部門に異動になっていました(笑)。
斎藤さん: もう分からないことだらけでしたね。困った時はもう検索しまくりです。たくさん情報はあるのですが、そんな時は「気軽に質問したり、交流ができるコミュニティサイトがあるとよいのに」と思っていましたね。
斎藤さん: 自分ではまだまだだと思いますけど、そう思っていただいたらうれしいですね。
斎藤さん: 問い合わせは多いですね。「インターネットが見られない」とか「システムがおかしい」とか、日常的ですし。でも問い合わせは実はありがたいんです。現場で何が起こっているかが分かりますし、問題も早めに発見できるので。
最近もサーバーの不具合についての連絡が入って、調べていったら、バックアップ機能が関係してサーバーの稼働に影響が出ていることが分かりました。その原因を私が調べて、実作業のできる人にすぐに対応してもらいました。
斎藤さん: 私の場合は社歴も長いので、部署内だけでなく社内のいろんな人に仲よくしてもらっています。だから多くの人に知ってもらえていますし、連絡をしやすいというのもあるのだと思います。
斎藤さん:重いモノを持つのが、辛いかな。
斎藤さん: サーバーとかもありますし、このあいだ運んだUPS(無停電電源装置)は本当に重かったです。30キロぐらいあるらしいんですが、もっと重く感じました。倉庫での作業で、助けも借りることができないので、ヘトヘトになりました。「情報システム部門で大変なのは知識ではなくまずは力」と実感しましたね。
斎藤さん: 基幹システムのリプレースですかね。大きな仕事っていうか、とにかく大変な仕事で……。一応PM(プロジェクトマネージャー)っていう立場になっていたんですけど、これもいつの間にか自分が全体を見ていたって感じです。
斎藤さん: その時期はマンガさえ読めなかったですね。休みの日はとにかく眠りたくて。整体にも通って、体をメンテナンスしてもらっていました。私、普段軽い疲れの時は赤のコーラ(注:赤いラベルのコカ・コーラ)、ちょっと疲れがたまっている時はタフマンを飲んでいるのですが、その頃は毎朝ウィダーインゼリーが加わっていました。
斎藤さん: 私はプラス思考ではないんです。マイナスではないと考える。だから今の仕事も大変な時もあるけど、それほど辛いとは思ってないんですよ。
斎藤さん: とても小さな話になって申し訳ないんですけど、情シスとかIT、自分が仕事で関わっていることを基礎からきちんと勉強したいですね。体系立ててきて学んだわけでなく、目の前の必要なことを何とかこなしてきたという感じなので。やっぱり基礎は大切だって思うんです。
<インタビューを終えて>
IT分野を基礎から学びたい、と最後に話してくれた斎藤さんですが、これまでこなしてきた業務実績は見事。社内からの信頼も抜群です。それでもなお足元をもっとしっかりさせたい、というところに情シス女子のハートを感じました。
株式会社パシフィックネット
■事業内容:IT資産のLCM(ライフサイクルマネジメント)サービスなど
■本社:東京都港区芝5-20-14 三田鈴木ビル6F
■設立:1988年(昭和63年) 7月 8日
この記事は株式会社パシフィックネットが運営していたWebメディア「ジョーシス」に 掲載されていた記事を転載したものです。
2015年9月28日掲載